フィルタをかけた状態で合計したい SUBTOTAL 関数

2024-04-07 (Sun) 23:59
​​ フィルタをかけた状態で合計したい 
 【SUBTOTAL 関数 数学/三角】


フィルタをかけて、コードの1と2を抽出します。

1:フィルタをかける前
SUBTOTAL_B

2:フィルタをかけた後
SUBTOTAL_A

 SUM関数
  D26=SUM(D10:D24)
  結果は、フィルタをかける前と同じデータの合計が表示さます。
 SUBTOTAL関数
  I26=SUBTOTAL(9,I10:I24)
  結果は、フィルタをかけて抽出されたデータの合計が表示されます。

 
ダウンロード
DSUM 「SUBTOTAL 関数 サンプル」
上記または左のアイコンをクリックすると、ダウンロードできます。
       ※ダウンロードデータは、zip形式で圧縮しております。
         ご使用になられるコンピュータに適合した解凍ソフトで解凍して、ご使用ください。

構文
 SUBTOTAL 関数 数学/三角

リストまたはデータベースの集計値を返します。
通常は、Excel デスクトップ アプリケーションの [データ] タブの [アウトライン] で
[小計] を使用して、リストに集計行を挿入する方が簡単です。
作成した集計リストを修正するときは、SUBTOTAL 関数を編集します。

【書式】 SUBTOTAL(集計方法,範囲 1,[範囲 2],...])
指定項目 内容
集計方法 必ず指定します。
リストの集計に使用する関数を、
1 ~ 11 (非表示の値も含める) または
101 ~ 111 (非表示の値を無視する) の番号で指定します。

1,101 ⇒ AVERAGE 平均
2,102 ⇒ COUNT 数値の個数
3,103 ⇒ COUNTA データの個数
4,104 ⇒ MAX 最大値(数値)
5,105 ⇒ MIN 最小値(数値)
6,106 ⇒ PRODUCT 積
7,107 ⇒ STDEV 標準偏差
8,108 ⇒ STDEVP 標準偏差
9,109 ⇒ SUM 合計
10,110 ⇒ VAR 分散
11,111 ⇒ VARP 分散
範囲 1 必ず指定します。
集計する最初の名前付き範囲または参照を指定します。
範囲 2、... 省略可能です。
集計する名前付き範囲または参照を 2 ~ 254 個まで指定します。

【解説】
範囲内に他の集計値が挿入されている場合、ネストされている集計値は、計算の重複を防ぐために無視されます。
集計方法として 1 ~ 11 の定数を指定すると、集計には、Excel デスクトップ アプリケーションの [ホーム] タブの [セル] で [書式] をクリックし、[非表示/再表示] サブメニューの [行を表示しない] を使用して非表示にした行の値も含められます。 リストで非表示になっている行と表示されている行を集計する場合は、これらの定数を使用します。 集計方法として 101 ~ 111 の定数を指定すると、[行を表示しない] で非表示にした行は無視されます。 リストで表示されている行だけを集計する場合は、これらの定数を使用します。
SUBTOTAL 関数では、集計方法の値にかかわらず、フィルターの結果に含まれていない行はすべて無視されます。
SUBTOTAL 関数では、列のデータ、つまり縦方向の範囲が集計されます。 行のデータ、つまり横方向の範囲を集計するための関数ではありません。 たとえば、集計方法として 101 以上の値を指定し、SUBTOTAL(109,B2:G2) のように横方向の範囲を集計する場合、いずれかの列を非表示にしても集計結果は変わりません。 縦方向の範囲を集計する場合は、いずれかの行を非表示にすると集計結果に影響します。
参照先に 3-D 参照が含まれている場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。
 
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  2024-04-07 レイアウト見直し
​  2017-05-28 初回作成

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